歯科用CT。
こんにちは。院長の金藤です。
上の写真は歯科用CTの画像。
数年前から奥歯から膿がでるとして来院された患者さんです。
痛みがないので、しばらく放置していたみたい。
初診の時に通常のレントゲンを撮影したのですが、ちょっと気になったので、歯科用CTを撮影してみました。
すると。。。
根っこの先の部分に大きな骨吸収があります。
黒く丸いドーム状の部分です。
よく見ると炎症が鼻の奥の副鼻腔まで波及している。
かなり、悪い状態です。
ここまでになると、諦めざるを得ない。
抜歯が必要になります。
患者さんは痛みなどの強い症状はないのですが、放っておくのが一番良くない。
こちらも辛いのですが、しっかり説明をして納得してもらい、次回に抜歯をすることになりました。
残念です。。。
日本の歯科医院では、歯科用CTはかなり普及してきています。
ハーモニー歯科こども歯科も、数年前に導入しました。
通常のレントゲンより、かなり多くの情報量があります。
しっかりとした診断には、欠かせないものだと思います。
2018年10月15日 | カテゴリー:BLOG ハーモニー日記 |