舌苔。
こんにちは。院長の金藤です。
先日の院内勉強会。
この日の発表者は、歯科衛生士の村上と大濱でした。
村上は担当患者さんの治療報告。
ブラッシングが上手くできない高齢の患者さんです。
それでも、真面目に月1回のメンテナンスに来院され、少しづつですがブラッシングができるようになってきました。
長く染み付いた生活習慣を変えるのは容易ではありませんが、口腔内の環境をよくするために患者さんをいい方向に導くのも歯科衛生士の大切なお仕事です。
大濱は「舌苔」について。
舌にコケと書いて、「ぜったい」と読みます。
舌苔とは、舌の表面に付着している白っぽい苔状のもの。
体調の変化や、ストレスなどで、色や付着量が変化します。
見た目も良くないし口臭の原因にもなるので、とても気にされる患者さんんもいらっしゃいますが、通常はうっすらと舌苔が付着しているのが正常なので、そこまで神経質になる必要はありません。
してはいけないのが、歯ブラシなどで舌の表面をゴシゴシこする行為。
これをすると、舌が傷つき炎症を起こすことによって、もっと舌苔がついてしまいます。
今では、専用の柔らかいブラシが発売されています。
ご自身の舌苔が気になられる方がいらっしゃったら、ぜひうちの歯科衛生士に相談してみてください。
しっかり、アドバイスしてくれるはずです。
2018年9月21日 | カテゴリー:BLOG ハーモニー日記 |